新型コロナ禍のストレスにより摂食障害による歯の相談が急増
過食嘔吐などによる胃酸による酸蝕歯の相談件数が最近とても増えております。
その主な相談内容をまとめると
①摂食障害のことを歯科医に話すと病気が治ってから歯を治した方が良いと言われた
②歯が薄くなったことを治そうとすると、健康な歯を削り、セラミクスにするという高額な費用の見積もりを言われた
③摂食障害のことを話したら、他の人に聞こえるようにそのことをしゃべれてとても恥ずかしい思いをした
④歯が薄いのを治してもらいたいとお願いしたら治せないと言われた
⑤歯がしみるので治療をお願いしたら神経を取ることを勧められた
⑥酸蝕歯でかかりつけの歯科医で治療を受けているが、どんどん銀歯になってしまう。
⑦酸蝕歯で治療の相談に行ったら週1回2年間かかると言われた
などがあります。
皆様写真やレントゲンをスマホで撮って送って頂いております。
まずは胃酸がでたら、気持ち悪いからとすぐゴシゴシ歯ブラシをしないでください。
重曹を小さじ1杯コップに溶かして、何度もブクブク、ガラガラうがいをして、口の中が中和してから歯ブラシをしてください。
歯ブラシはゴシゴシやらず、歯の裏側の汚れを掃き出すぐらいで良いです。
これをこまめにやれば歯のダメージは最小限にできます。どうしてもダメージが気になったら歯を削らずにコンポジットレジンで修復と歯の保護を歯科医にお願いしてください。
2021年02月21日 16:10